行動経済学と暴君になるための方法について
こんばんは、ヘンテコライフです。
ラクスルの面接から1〜2週間経ち、転職活動に飽きたり本職に飽きたり、コロコロと気分が変わる私ですが、一応予定には面接日程を詰め込み嫌でも転職活動するように自分を追い込んでいます。
自分の強みが段々と言葉にできるようになり、今日のvertical SaaS企業のアペルザ カジュアル面談では自分なりの言葉を伝えることができました。結果、次は代表の方と面接ということになり(これは最終面接??)、少し嬉しくなりました。面接までには製造業の現場とカスタマーサクセスについてそれなりにリサーチ、学習して自分なりの考えを持ちたいなあと思います。
転職活動のことばかり書くのはつまらないので、最近読んでる本とか映画について話そうかなと思います。
最近読んでいる本はミシェル・バデリーという学者が書いた「行動経済学」です。
一般的な経済学では人間が合理的に動くことを前提としていますが、行動経済学は
社会的・心理的要因も人の行動に大きな影響を与えているとして従来の経済学に幅を持たせました。例えば、人間は金銭的インセンティブだけではなく精神的インセンティブで行動するもので、ある行動で金銭的インセンティブを取れるが社会的に悪く思われるのであればその行動を控えようとするものでしょう。
また、幅広い選択肢の中から行動を選択する際などでも、一見その方が合理的に見えても早く行動する方が吉であったり、そもそも選択肢が多すぎることによる選択疲れで意思決定を避けることもあったりします。
まあ、まだ読み終わってないので、読み終わった際にまた感想を書くとしよう。
映画については、「暴君になる方法」というNetflixのドキュメンタリー作品で、過去の独裁政治を行った指導者を取り上げて、独裁者になるエッセンスをストーリーと合わせてまとめたものです。独裁者はなぜ独裁者となり得るのか、環境もありますが本人の鋼鉄の意思と過去の歴史で積み上げられてきた大衆操作の手法などで成り立っているようです。
一番印象に残っているのは、ソ連のスターリンの支配の手法です。
スターリンはソ連が掲げるマルクスレーニン主義に国民を傾倒/信頼させるために、信頼関係が一番密である友人や家族間の信頼を壊す施策を打ちました。それは同胞殺しです。スターリンは革命の同志を冤罪で殺すことにより、身近な者がいかに信頼できないかを国民に示しました。
自分の理想の為には同胞さえも殺してしまう、良いか悪いかは別として鋼鉄の意思がないと実行できないですよね。
この作品からは暴君にはなりたくないが、独裁者にはなってもいいなと思った
結構恐ろしいことを言っているようにも見えますが、どこかで民主主義では皆が幸せになれないタイミングが来るかもしれない
そんな時に強烈なリーダーが出ない環境になっちゃってるという状況が逆に恐ろしい、、